スウェーデンのサステナビリティの原点
2022.10.09
NEWS
こんにちは!
ボルボ・カー横浜西口です!
本日はスウェーデンのサステナビリティの原点、
「自然享受権」のお話です🌳
スウェーデンは、
雄大な自然に囲まれたスカンジナビア半島に位置する
人口1,000万人ほどの国です💡
国土面積は日本の1.2倍ほどありますが、
そのうちの約80%は森林、山岳、湖、河川などの
自然が占めており、
都市圏であっても自然との物理的距離が近く、
誰もが日常的に自然と密に接しています。
そのため、スウェーデンの人々は
自然との深い関係をずっと昔から大切にしてきたし、
その壮大さと厳しさを身を持って理解し、
それらが有限であることを心得ています。
自然との距離感が近いことが
豊かな暮らしに繋がるとされており、
自然に対する関心は彼らの意識の中に深く根付いています。
スウェーデンには自然をみなで分かち合う
という慣習法上の市民権『自然享受権』
というものが存在します!!
この権利によって自然の中に存在しているものを
誰もが享受でき、たとえ個人の土地であっても
自由に立ち入ることができます💡
そのためスウェーデンの人たちは
森の中で年中自由に散歩し、
季節の花や果物、キノコを採ったり、
湖で泳いだりなど、
自然の恩恵を受けているんです🌳
スウェーデンの森の中には
散歩中に一休みできる小屋やベンチが
所々に点在しています。
その近くには焚き火や
バーベキューができる設備が備わっており、
道の途中で拾った落ち葉や木片で火をくべ、
持参したソーセージを焼いたり、
お湯を沸かしたりできるそう🍖
スウェーデン社会全体が長い間歩んできた
自然との深い関わりが、
持続可能な社会を構築する
基盤となっているようです!
サステナブルな行動が求められている今、
スウェーデンの文化や慣習はとても
勉強になりそうですね✨